ダイナミッククルーズ 洋上大学

洋上大学は、多様性の時代に生きるビジネスパーソンのためのトレーニングプログラム。

現代の職場は、多様なスタイルが混在するだけでなく、複数の案件を同時に遂行することが求められ、仕事の条件や協働するメンバーもそのつど異なる難しさがあります。その中で、いまのビジネスパーソンへの期待値は、異質のものを受容し、「質の異なり」をメリットに変えることができると同時に、どの場面であっても自身の実力を「安定的に発揮できる」ことであると考えます。
洋上大学は、これらの能力を総合的に開発する洋上研修プログラムです。

 

・異なる価値観・スタイルを受け入れ、協働し共創する力

・目の前の事実に即して戦略的に行動を選択できる力

 

そもそも、洋上大学って何?

1.洋上大学の歴史

「洋上大学」は、企業人を対象とした海外研修で、その歴史は古く、当社の主催としては、1983年に会田雄次氏(当時京都大学名誉教授)を学長に迎え、「ダイナミッククルーズ洋上大学」の第1回目をコーラルプリンセス号を舞台に、開催しました。
当時は、企業で長年勤めあげた功労者を派遣の中心に、慰労と感謝と「活力を得る」「さらに飛躍する」ための海外研修プログラムとして、全国からたくさんの人材が選ばれ、ご参加いただきました。

その後、日本経済の成長と共に歩み、現在も年に一度の公募型海外研修として、シンガポールを舞台に、継続されています。

 

2.洋上大学は自己拡張のためのプログラム

「もっと視野を広げて欲しい!」「あなたには一皮むけてもらいたい!」「職場を活性化する原動力になって!」・・・これらはどの職場においても、当たり前のように口にされてきた言葉です。

しかし、簡単に口にされる割にはそのハードルは高く、少なくともいつもと同じ環境や条件下で、いつも通りの活動を繰り返す日常の中にあっては、とても困難です。
これらの実現のためには、意図的に用意された環境と、そのために用意された仕掛けが、必要です。

洋上大学は、そのための機会です。すなわち非日常の環境と体感型学習を組み合わせた、自己拡張のためののプログラムです。

 

洋上大学の参加者平均年齢の変遷

1980年代洋上大学の発展期、第一線での管理・監督者層の参加率が高く、参加者の平均年齢は40歳代半ばでしたが、2000年代以降は、若手の派遣の傾向が増え始め、現在(第64回平均年齢は35歳)では、若手の視野を広げるためのチャレンジ研修や異業種交流の場として企業の中で位置づけられていことが多い傾向にあります。

 

 

洋上大学で訪れる訪問都市、船の魅力

1.多様性を活かす力を育てる=多民族国家の魅力

グローバル人材育成が人材開発のテーマとなり、近年、ダイバーシティ・マネジメントに取り組む企業が増えてきています。

洋上大学でも、1つの大きなテーマとして、「多様性」をキーワードにしてプログラムを企画しています。そして、その多様性を「肌で感じる」ことができる舞台として、訪問都市にシンガポールを選定しています。

シンガポールは、多民族国家で、中国系、マレー系、インド系、その他の外国人として、欧米人、フィリピン人、マレーシア人、ミャンマー人、日本人も在住しています。
それに加え、例えばチャイナタウンやリトルインディアなど、コンパクトな範囲内に複数の文化(民族)がひしめき合っているため、効率よく多文化に触れることができるのがシンガポールの最大のメリットです。

多様な価値観を受け入れ、それらを生かしていくチカラを育てることをねらいとして、洋上大学は企画されています。

 

 

2.一回り大きくなる=船を使うのは何故か?

洋上大学で乗船する客船は、13万tクラスの大型客船。
しかも4泊5日という全行程の中でも多くの時間を過ごします。

乗客・乗組員合わせて5千人近い人達と、時間と空間を共にすることになりますが、国籍や年齢は多種多様な、まさに小さな国際社会です。

仲間と共に同じ時間と空間を共有するクルーズは、人間関係を深めることにもつながります。

多くの人にとって、日常とはまるでかけ離れた環境下での生活や活動は、いつもとは違う視点や発想を生み出し、ゆったり流れる時間の中で、これまでの自分や、これからの人生を見つめ直し、考えてみる。そんなことができるのも「船」ならではの魅力です。

 

 

今企業に必要なのは、社員の動機づけの仕組みや施策のバリエーションを増やすこと。

バブル崩壊後の日本社会は、先行きが見えない厳しい時代が続いたことと、社会構造や人の価値観も大きく変化したことにより、今まで通りのやり方が通用しない時代になったと言えます。

「働き方改革」などの取り組みから、社員自身の働き方や生活感に関する価値観も多様化してきています。
このような時代に、企業が取り組むべきことは、多種多様な人材に対して、それぞれに動機がづけできる施策を数多く構築していくことです。

ES(従業員満足)と業績・職場の活性化の関係は、マスコミの報道でも垣間見ることができますが、頑張っている社員に、更にレベルアップしてもらう動機づけの場として、洋上大学もその1つの手段となり得るでしょう。

参加者の人生でも、滅多にできない貴重な体験をできるのが、洋上大学の良さです。
「この研修を後輩に勧めたいか」100%、高い研修全体の満足度のアンケートの数字(下記)からも見て取れます。

 

 

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どのようにして、人が育つの?

洋上大学には、人が成長するためのプロセスがあります。
知識として吸収するインプットプログラムと、行動として発揮するアウトプットプログラムを交互に繰り返し、相互に補完し合うことで、「知っている」を「経験」に換え、行動の幅を拡張します。

「研修環境」「プログラム」「人的交流」これらを総合して、洋上大学は、グローバル人材育成に貢献いたします。

 

研修プログラム

異文化理解促進講座

研修の舞台となる訪問地への理解を深める講座です。
第一部は経済・文化・民族事情などを始めとして、
見どころや着眼点など各訪問地をフルにご活用いただくためのホットな情報を共有します。

第二部では、どのように「異」を受け入れ、接していくのかを考察し、共有します。
 

 

 

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グループ行動学習(計4回)

「異」の理解・体験・交流をベースにした「チームによる課題達成活動」であり、パフォーマンスの発揮場面です。
与えられた条件・情報・時間のもと、各メンバーの知恵と行動力を結集し、
場面ごとの課題やチームのテーマ達成に向かって活動します。難易度は、回を重ねるごとに上がる設計のため、チーム活動のクオリティも徐々に向上していきます。

 

 

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ビジネスパーソン交流

各グループに、シンガポール在住のビジネスパーソンをゲストとして迎え、
食事を交えながらディスカション・交流をします。

多様な文化が混在する「多民族国家」に暮らし働くゲストとの意見交換や議論を進める中で、日本とシンガポールについて互いに理解を深めるとともに、多様な価値観の存在を共有します。

 

 

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講 座(計4回)

パフォーマンスを上げるために必要な要素について、
行動特性の分析・理解を中心に深堀りする場面です。
目の前の状況や相手に対して、どのようなアクションが望ましいのか?
様々なケースを想定し、考え抜く中で、行動の効果性を高めるための具体的な方法を講師・メンバーとともに追求していきます。


 

 

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テーマ別ディスカッション

参加者相互の事例共有と知恵の洗い出しを中心に、講座・討議を実施します。
現在の職場において解決したいこと、さらに向上したいことを各人が持ち寄り、
それに対する「有効な手」をアドバイスし合います。
メンバー全員の力を借りながら、多面的な観点から新たな方策を導き出します。

 

 

 

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総合ふり返り

研修で得た「気づき」を整理し、相互フィードバックを通じて自己再確認を行います。
その上で、期間中に見えた理想の姿に近づくために、これまでの自分に何をプラスし、どこに注力するのか、具体的なアクションプランを作成します。

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訪問都市(シンガポール、マレーシア、タイ)